経営者、経営層、経営企画部、事業企画部や開発部等における重要な役割として、「ビジネスアイディアの創出」があります。「ビジネスアイディアの創出」は、企業の命運を握るといってよいほど重要な役割です。「ビジネスアイディアの創出」は、経営者・経営層の皆様にとって、重要な関心事項であり、常に悩みとなっている事項です。
ビジネスアイディアは、パッと頭に浮かぶこともありますが、このような偶然にまかせることは、企業経営としては良いことではありません。ビジネスアイディアを継続的に創出する仕組みが必要であり、経営者・経営層の皆様にとっては、このような仕組みを構築することは重要な経営責任でもあります。
色々な書籍にもビジネスアイディア創出の視点や方法が提案されています。それらの方法で上手くビジネスアイディアが創出されているのであれば、その状態でもよいと思います。ただ、教科書的な方法で上手くいかない場合も多く、見た目はキレイなビジネスアイディアですが、実践的ではないビジネスアイディアというものが多いのも実情です。
では、どうすれば「実践的なビジネスアイディアが創出できるか?」「ビジネスアイディア創出の仕組みが構築できるか?」、その答えの一つが、「アイディア創出の専門家の視点」を参考にすることなのです。
職業として常に「アイディア創出」を続けている専門家の検討結果や検討視点を参考にすることで、企業内における「アイディア創出」を促進し、「アイディア創出の仕組み」を構築できると考えています。
「アイディア創出の専門家」として特に注目すべきなのは、「研究開発者」「事業企画者」であると考えます。「研究開発者(発明者)」は、主に技術面について、常にアイディアを出し、改良を考え、現実に実施できる態様を検討し、これらを検証し続けています。まさに、アイディア創出を長年続けているアイディア創出のプロです。また、「事業企画者」は、主に事業面について、常にアイディアを出し、ビジネスに適したシステム・方法を検討しています。
これらの「アイディア創出の専門家」の視点は、新たなビジネスアイディアを創出するに際し、非常に参考になるものです。ここで、「アイディア創出の専門家」個人の視点では偏りがありますが、「アイディア創出の専門家」の検討結果・視点の集合体である「知財情報」を分析することで、ビジネスアイディア創出の参考になる「視点」が抽出できるのです。
弊所では、「アイディア創出の専門家」である「研究開発者(発明者)」「事業企画者」の検討結果・視点の情報が多く含まれている「知財情報」を分析することで、新たなビジネスアイディア創出に必要な検討視点を抽出・整理しています。この「アイディア創出の専門家」の検討結果・視点の情報が多く含まれている「知財情報」を分析した結果得られた「新たなビジネスアイディア創出に必要な検討視点」に基づく「ビジネスアイディア創出の仕組み」の構築こそ、今後の貴社における持続的な発展に必要なことであると考えます。
「ビジネスアイディア創出の仕組み」の構築が必要とお考えの経営者・経営層の皆様、是非、弊所「ビジネスアイディア創出のご支援」サービスの活用をご検討いただければ幸甚です。
また、外部からの「ビジネスアイディアの提案」をご希望の場合、弊所において、上記「新たなビジネスアイディア創出に必要な検討視点」に基づいて、「ビジネスアイディアをご提案」することも可能ですので、「ビジネスアイディア創出のご支援」サービスと併せて活用をご検討いただければ幸甚です。
「ビジネスアイディ創出支援」につき、主に下記1~3のサービスがございます。
1.ビジネスアイディア創出の仕組み構築
貴社ご担当者様と協働して仕組みを構築いたします。
・特定分野におけるアイディア創出の視点リスト作成
・アイディア創出の視点リストを利用したアイディア出し
・他社参考事例の検討
・差別化、ホワイトスペース等、戦略的なアイディアの創出・実践
・社内仕組みとして定着化
2.ビジネスアイディア創出方法の研修・セミナー
経営層、企画担当者様等への研修・セミナーを開催いたします。
3.ビジネスアイディアのご提案
ヒアリング・調査等を行い、ビジネスアイディアをご提案いたします。
「顧問」タイプまたは「プロジェクト」タイプからご選択いただけます。いずれのタイプの場合にも、事前に必要とされるサービス内容・ご予算を確認し、提供するサービス内容・工数等を調整・ご提案+お見積りいたします。
☆「顧問」タイプ
定期的に、貴社ご担当者様と協働して仕組み構築等していきます。
弊所「顧問サービス」に準じた料金体系となります。
☆「プロジェクト」タイプ
一定期間、プロジェクトとして必要なサービスを提供いたします。
期間・頻度・サービス内容等を調整し、料金をお見積りいたします。
「ビジネスアイディ創出支援」サービスは、下記「新事業・新商品企画サービス」に連結することで、アイディア⇒企画へとスムースに移行させることができます。
下記に「新事業・新商品企画サービス」の概要をご説明いたします。ご参考にしていただければ幸甚です。
<新事業・新商品企画サービスの概要>
新事業・新商品企画において、まず、外部環境分析と内部環境分析を行います。主に貴社における強み(コア技術・サービス、知的財産等)を把握すると共に、どのような事業形態・商品サービスであれば業界内で勝てるのかを検討することを目的とします。業界の状況(現在、今後)や競合他社との関係等によって有効な打ち手が異なりますので、外部環境分析の結果と内部環境分析の結果とをすり合わせながら、貴社が有利になる・差別化できる事業形態・新商品を検討します。
次いで、上記の検討結果に基づいて、新事業・新商品を企画します。最重要視するのは、①コア技術・サービスの活用・応用、②他社事業・商品との差別化です。企画をしながらアイディア出しも行い、有効なアイディアは特許出願等の対応を企画と並行して行います。また、ネーミング・ブランドの検討と並行して商標出願も行います。
そして、企画と並行して戦略立案を行います。実施を意識しながら、差別化・競合他社と差をつける仕掛け・仕組みを検討していきます。競合他社の競争において知的財産は有効な要素ですので、知財戦略も同時に検討・実施していきます。